こんにちは!

ストレッチ専門店『Bee Stretch』
インストラクターの
西冨 塁 (にしとみ るい)です!

デスクワークやリモートワークの普及による座位時間の増加、長時間の立ち姿勢や主な鋳物を運ぶといった負担の大きい作業など
日常生活には身体に負担を与える要因が数多くあります。
特に日本は他国に比べ、座っている時間が1番長く、健康寿命や肥満度などに大きな影響を与えていると言われています。
そんな身体への悪影響の代表として挙げられるのが「腰痛」です!

特に腰痛の中でも【椎間板ヘルニア】【脊柱管狭窄症】の2つは今後の健康的な生活に大きな影響を与える腰痛です!!!
今回は、放っておくと怖い腰痛!【椎間板ヘルニア】と【脊柱管狭窄症】についてお話ししたいと思います。

目次

  1. 椎間板ヘルニアについて
  2. 脊柱管狭窄症について
  3. 腰の悩みに効くセルフストレッチ3選
  4. 最後に

1 椎間板ヘルニアについて

〇椎間板とは
人間の背骨は、24個の椎骨と呼ばれる骨が連なって構成されています。
その椎骨と椎骨の間にクッションとして存在しているのが「椎間板」です。

〇ヘルニアとは
身体の一部が、本来あるべきところから出てきてしまうことを「ヘルニア」といいます。
たとえば、よく知られている「脱腸」も、本来お腹にあるはずの腸の一部が鼠径部(そけいぶ)の筋膜の間から
皮膚の下に出てきてしまうため「鼠経ヘルニア」と呼ばれます。

〇椎間板ヘルニアとは
椎間板の中にある「髄核」が飛び出してしまった状態を「椎間板ヘルニア」といいます。

<原因>
加齢や重いものを持った時の強い負荷などが考えられます。
また、脊椎は下に行けば行くほど重さがかかるので腰に近いところほど発症しやすくなります。

〇椎間板ヘルニアの主な症状
背骨の周りには多くの神経があり、飛び出した椎間板の髄核が神経を刺激することで、痛みやしびれなどの症状があらわれます。
また、髄核が飛び出る椎間板の位置によって症状が出る場所も変わってきます。

2 脊柱管狭窄症について

〇脊柱管とは
椎骨が連なってできたトンネル状の管のことをいいます。
管の中には、脳からの指令を送る「脊髄神経」が収まっており、脳脊髄液で満たされています。

〇脊柱管狭窄症とは
加齢や仕事による負担などによって背骨が変形することで、脊柱管が狭くなります。それにより、脊柱管内の血管が圧迫され、
血流が悪くなり、しびれや痛みなどの症状があらわれます。
50歳代から徐々に増え始め、60~70歳代に多くみられるのも特徴です。

↓また脊柱管狭窄症は、他の症状を引き起こすものでもあります!↓

〇間欠跛行
脊柱管狭窄症を患う方の多くに生じる下半身の症状です。
歩いていると足やおしりに痛みやしびれを感じ、休みと楽になる。また歩き始めると再び痛みやしびれが出るようになります。

腰の悩みに効くセルフストレッチ3選

腰の悩みを解消するための基盤 「大殿筋」

下半身の柔軟性や腰への負担軽減に必要不可欠なのが「大殿筋」! 
大殿筋は、骨盤に付着しており、硬くなればなるほど腰の悩みを抱えやすくなってしまう。いわば腰の悩み解消の基盤です!
デスクワークやリモートワークなど座っていることが多い日本人は、この大殿筋の柔軟性が低下している人がほとんど!
基盤がしっかりしていなければほかの筋肉をどれだけ柔らかくしても意味がありません!
「座ったままでできる」ストレッチで毎日ケアしましょう!!

椎間板ヘルニアの人はここが硬い!! 「ハムストリングス」

ヘルニアの人の多くは、骨盤後傾型の人です。
下半身の裏側にある筋肉が硬くなることで骨盤が後ろに引っ張られ、腰が曲がることで「猫背」を引き起こします。
猫背姿勢が続くと、日常生活から腰に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアを引き起こしやすくなります。
そんな下半身の裏側の筋肉の代表となるのが裏ももの筋肉である「ハムストリングス」です!

ハムストリングスが柔らかくなると、ヘルニア予防、腰痛解消、猫背姿勢改善など様々なメリットがあります!
「立ったままどこでもできちゃう」ストレッチでしっかり伸ばしましょう!!

脊柱管狭窄症だけじゃない!反り腰改善にも効果的! 「大腿四頭筋」

脊柱管狭窄症の人の多くは、骨盤前傾型の人です。
骨盤前傾になる人のほとんどは、下半身の前側にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」が硬いです!

大腿四頭筋が硬いと、骨盤を前に引っ張ってしまうため、バランスを保つために腰を後ろに反る「反り腰姿勢になり、
背骨が圧迫されたり、負担がかかりやすくなることで脊柱管狭窄症が引き起こされやすくなります。
「寝る前簡単にできる」ストレッチでばっちり対策していきましょう!

 

最後に

セルフストレッチで筋肉の柔軟性を高めたとしても、普段の生活でかかる負担が軽減されなければ戻ってしまいます・・・。
座りっぱなしの人はこまめに立つなどして日常生活から改善していきましょう!
また、自分では伸ばせない筋肉も多くあります!Bee stretchでは、自分では伸ばせない箇所まで徹底的にアプローチができます!
より改善に役立つ!身体が変わる!ストレッチをぜひ体感しにいらしてみてください!皆様のご来店をお待ちしております☆