椅子に座った腹式呼吸のイラスト(女性)
はじめに

こんにちは!
BeeStretchトレーナーの徳澤太郎です!!
今回は呼吸についてお話させていただきます!
日常生活の中で呼吸を意識することで、睡眠の質の向上や身体の疲れが取れることが多いです。
また、ストレッチ中に呼吸を意識すると効果UPです!

目次

  1. 一日の呼吸回数を知っていますか?
  2. 自分の呼吸回数を調べてみよう!
  3. リラックスするための呼吸(実践編)
  4. ストレッチ中の呼吸について
  5. まとめ

1.1日の呼吸回数を知っていますか?


皆様に質問です。

Q.1日の平均呼吸回数は約何回でしょうか?

①2000回
②5000回
③10000回
④25000回

正解は④25000回です。
人間は平均呼吸回数は20000~30000回と言われています。

想像していたより多いと感じませんでしたか。
呼吸もエクササイズの1つです。
呼吸が適切ではないと、筋バランスが崩れて姿勢不良にも繋がります。

20000~30000回も筋トレやストレッチを
実施しようと思うと24時間では現実的ではありません。

現代社会はストレスがかかる事が多く、呼吸が浅くなりやすいと言われています。
呼吸が浅くなることで、興奮状態(交感神経が優位)になりリラックスしにくい状況になります。
結果として睡眠不足や睡眠が浅くなり、疲れが取れにくくなってしまいます。

2.自分の呼吸回数を調べてみよう!

それでは実際に呼吸回数がどれくらいか調べてみましょう!
1分間で何回呼吸しているか数えてみましょう!
(吸って吐いてのセットで1回になります。)

呼吸回数は何回だったでしょうか。

人がリラックス(副交感神経が優位)する理想の呼吸スピードは
鼻から5秒でゆっくり吸って、口から5秒でゆっくり吐く。
つまり1分あたりの呼吸回数は6回といわれています。

6回/分×60分×24時間=8640回/日
になりますが、これはずっとリラックスできていた際の呼吸回数です。
実際は仕事や運動によって無意識に呼吸のスピードは変化するので
1日の呼吸数はもっと多くなり、平均20000~30000回になります。

通常の落ち着いている際に、
1分間で10回以上呼吸をされている方は少し呼吸が浅い可能性が高いです。

仕事中や家事の間などで少しゆっくり時間ができたた際に
呼吸をゆっくり吐いて吸ってをぜひしてみてください。
心が落ち着きリラックスできます。 

3.リラックスするための呼吸(実践編)

仕事や家事中では、呼吸を意識する事は難しいと思いますので
まずは、入浴中や寝る前など、落ち着いた時間にぜひとも呼吸を意識してみてください。

【 リラックスする呼吸法 】

  1. 心地いいと感じるポジションで座るか、横たわる
  2. 5秒数えながら、口から息を吐く
  3. 5秒数えながら、口から息を吸う
  4. 慣れてきたら、5秒から徐々に伸ばして8秒を目標に

ポイントは吸う量と吐く量です。

呼吸方法は胸式や腹式など多様な方法がありますが
まずは細く長く吐く+細く長く吸うを意識して下さい。
出来る限り、一定のスピードで定量吐く+吸うようにしてください。

*注意事項
吸いすぎ・・・吸ったときに肩が上がる
お腹や胸を必要以上に膨らませる
吐きすぎ・・・吐いている途中で腹筋がすごい力が入っている

4.ストレッチ中の呼吸について

ストレッチも呼吸を意識することで効果が上がります。
ここまで読んで頂ける方であればお分かりかと思います。

筋肉を伸ばす動きに合わせて、呼吸を吐くことが大事です!
身体の緊張状態が弱くなり、より筋肉が伸びやすくストレッチ効果UPです。

まずは5秒吐く事から始めて、慣れてきたら10秒吐いてみましょう!
無理に頑張って吐くと、逆に力が入ってしまうこともあるので無理しないようにして下さい。

5.まとめ

このように呼吸を意識するだけで、疲れが取れたり、ストレッチの効果が高まります。
ちょっとした時間ができたときに、しっかり吐く呼吸を意識してみましょう。
トレーニングやストレッチだと日常に取り入れるのに抵抗ある方も多いかと思いますが
呼吸だとどこでもできるので、ぜひとも生活習慣に取り入れて健康になりましょう。

次回は呼吸を使って姿勢改善するエクササイズをご紹介します。
楽しみにしておいてくださいね。