はじめに

こんにちは!
Beestretchトレーナーの多田滉平です。
皆さんは普段日常生活の中で自分の歩き方を意識したことはありますか?
今回は日常生活に欠かせない歩行の重要性と正しい歩き方についてお伝えしていきます。

目次

1、歩行の重要性
2、歩行による健康状態
3、正しい歩き方
4、自宅でできる効果的な運動方法
ウォーキングをしているイラスト。歩行を行う際には、大腿直筋、大臀筋、大胸筋など様々な筋肉を使います。足腰が丈夫なことは健康を支えるひとつの要になります。また、たくさん歩くことによって、筋力の向上、糖尿病の改善、生活習慣病予防などの効果もあります。

1、歩行の重要性

歩行は日常生活においてとても重要なもので、歩行能力が低下すると日常生活動作レベルが低下していきます。また年齢を重ねるに連れて筋力も弱っていき歩行能力が低下していきます。
歩行能力が低下していくとどのようになっていくのか見ていきましょう。
・歩く機会が減る:歩行能力が低下すると歩くのが億劫になり余計に歩かなくなり寝たきりの   原因にもなり。また、外出する機会が減り精神的ストレスなどが溜まり鬱や認知症にも繋がってきます。
・転倒しやすくなる:歩く時間が短くなり足の筋力が衰えてくるとすり足になりやすく、加齢に連れて転倒しやすく踏ん張る力が弱いために転倒に耐えきれず骨折などの怪我に繋がります。
上記のように歩行能力の低下一つで日常生活に大きく影響を及ぼす可能性があります。

2、歩行による健康状態の変化

・生活習慣病の予防:食事によって栄養を摂取しますが食べたあとに何も運動をしないと脂肪として体に蓄えられ、これを続けていると肥満になります。
そして肥満が原因で糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる危険性が高くなります。これらを予防するのに効果的なのが歩行による有酸素運動です。
・睡眠の質の向上:近年不規則な日常生活を送っている方が多く見られ睡眠不足の方が多くなってきています。また、質の悪い睡眠が多く寝不足続きの方が増えてきています。
このような寝不足は日常生活の乱れによって自律神経のバランスが崩れている場合が多く見られます。
ウォーキングは足をよく使う運動のため、副交感神経の働きを活発にしてくれてリラックス効果により睡眠の質が向上します。

3、正しい歩き方

歩行の重要性ついてお話ししてきましたが、ただ歩けば良い訳ではなく正しい歩き方や姿勢を意識していきましょう。
足の運び方ですが、前に出す足はしっかりと踵から着地しそのあとに小指側をつけ最後に親指をつけで地面を蹴り上げます。
この時後ろ側の足もしっかり地面を蹴り上げるのを意識します。
また、大股で歩くのは腰に負担がかかってしまうので歩幅は肩幅と同じくらいの幅で歩くようにしましょう。
最初は自分が正しい歩き方ができているかわからず足元を見てしまうこともあるかと思います。まずは自宅で裸足の状態で練習することから始めると
意識しやすくなります。徐々に慣れてきたら足元から目を離し背筋をまっすぐし姿勢を崩さず遠くのものを見るように意識しましょう。

4、自宅でできる効果的な運動方法

正しい歩行の他に歩行の際によく使う筋肉の自宅でできる運動方法をお伝えします。
1.タオルギャザー:椅子に座った状態で床にタオルを置きます。そのタオルを足の指で掴む、離す動作を繰り返すように動かします。
最初は掴みにくいかもしれませんがまずは左右10回ずつから始めてみましょう。

2.カーフレイズ:踵を上げてつま先立ちになりゆっくり踵を下す(踵を下ろしてくる際地面に踵をつけないことを意識しましょう)
もし難しい場合は壁などに手をついた状態で大丈夫です。これでも難しい場合は椅子に座った状態からでも良いので左右10回ずつから始めましょう。

最後に

日常生活に欠かせない歩行ですが、その歩き方ひとつで身体への負担が変わってきます。今まで歩き方を意識していなかった方は、最初歩き方がぎこちなくなるかもしれませんが意識すれば少しずつできるようになってきます。
そうすると最終的には何も考えず無意識に正しい歩き方ができるようになります。
皆さんも歩行の重要性を理解し、正しい歩き方を身につけいつまでも自分の足で歩ける人生を送れるように頑張りましょう。