椅子に座った腹式呼吸のイラスト(女性)
はじめに

こんにちは!
BeeStretchトレーナーの徳澤太郎です!!
今回は呼吸と反り腰の関係性についてお話させていただきます。
(猫背や巻き肩の人も腰が反っている方が多いです!)
エクササイズもご紹介していますので、お時間ある際に実施してみてください。

目次

  1. 反り腰ってどういう人がなるの?
  2. 反り腰になると身体はどうなるの?
  3. 背中で呼吸をしてみよう(チャイルドポーズ)
  4. 骨盤を後傾させてみよう(90°90°ヒップリフト)
  5. まとめ

1.反り腰ってどういう人がなるの?

反り腰になりやすい人の特徴として
・長時間座っている(デスクワーク、運転手など)
・長時間立っている
・激しい運動により筋バランスの崩れ
・ヒールなどの踵が高い靴を履く
などがあります。

日常の姿勢やスポーツなどで筋力や柔軟性のバランスが崩れます。
筋肉を使いすぎても、使わなさすぎても筋肉は硬くなりやすいです。
それをメンテナンスせずに放置することで、無意識にその姿勢になりやすくなります。
結果として、反り腰などの姿勢不良が定着してしまいます。

反り腰になることで、どのような影響が身体にあるのかを次節で解説します。

2.反り腰になると身体はどうなるの?

反り腰になると以下のような身体の変化があります。
・足が太くなりやすい
・下っ腹が出ている
・動作時に腰が痛む(腰が反りやすく負担がかかりやすい)
・可動域が減る(身体がうまく使えなくなる)
・狭窄症や坐骨神経痛など神経がしびれることがある
が挙げられます。

骨盤前傾+腰椎の前弯
硬くなるところ:太もも前+腰部のハリ
筋力が弱るところ:腹筋+太もも裏

3.リラックスするための呼吸(実践編)

仕事や家事中では、呼吸を意識する事は難しいと思いますので
まずは、入浴中や寝る前など、落ち着いた時間にぜひとも呼吸を意識してみてください。

【 リラックスする呼吸法 】

  1. 心地いいと感じるポジションで座るか、横たわる
  2. 5秒数えながら、口から息を吐く
  3. 5秒数えながら、口から息を吸う
  4. 慣れてきたら、5秒から徐々に伸ばして8秒を目標に

ポイントは吸う量と吐く量です。

呼吸方法は胸式や腹式など多様な方法がありますが
まずは細く長く吐く+細く長く吸うを意識して下さい。
出来る限り、一定のスピードで定量吐く+吸うようにしてください。

*注意事項
吸いすぎ・・・吸ったときに肩が上がる
お腹や胸を必要以上に膨らませる
吐きすぎ・・・吐いている途中で腹筋がすごい力が入っている

4.ストレッチ中の呼吸について

ストレッチも呼吸を意識することで効果が上がります。
ここまで読んで頂ける方であればお分かりかと思います。

筋肉を伸ばす動きに合わせて、呼吸を吐くことが大事です!
身体の緊張状態が弱くなり、より筋肉が伸びやすくストレッチ効果UPです。

まずは5秒吐く事から始めて、慣れてきたら10秒吐いてみましょう!
無理に頑張って吐くと、逆に力が入ってしまうこともあるので無理しないようにして下さい。

5.まとめ

このように呼吸を意識するだけで、疲れが取れたり、ストレッチの効果が高まります。
ちょっとした時間ができたときに、しっかり吐く呼吸を意識してみましょう。
トレーニングやストレッチだと日常に取り入れるのに抵抗ある方も多いかと思いますが
呼吸だとどこでもできるので、ぜひとも生活習慣に取り入れて健康になりましょう。

次回は呼吸を使って姿勢改善するエクササイズをご紹介します。
楽しみにしておいてくださいね。